私は日頃はウェブメディア運営などをやっているフリーランスです。
タイミーは仕事の隙間や暇な期間などに、副業と運動不足解消や気分転換を兼ねて定期的に利用しています。
ここでは私がタイミーで品出しの単発バイトで経験した体験談をご紹介します。

タイミーを利用する目的

私は、本業がパソコン作業中心で何時間も椅子に座りっぱなしなので慢性的に運動不足になりがちです。
ただ、ジムにまで行こうとは思ってなくて、ちょっと体を動かしたいだけなんです。
そこにきてタイミーは単発で未経験者可&4〜5時間前後の案件も多く体を動かす仕事も多いので、私の目的にぴったりなのです。
スーパーの品出しの仕事もまさにそれでした。
品出しは未経験でもできるし時間も5時間だったので、ちょうど良い運動にもなると思ったのですぐに応募しました。
品出しのバイトへいざ出勤

品出しの仕事初日
そして仕事初日。
店舗の責任者に品出しのやり方やルール、バックヤードの場所など一通り教えてもらい、わからないながらも黙々と作業をこなしました。
私がかなり集中していたからか、責任者に「時間なので終わりましょうか」と言われてはじめて「あぁもう終わりなんだ」と思ったくらい5時間があっという間でした。
品出しの仕事が気に入った私は次も仕事を入れることにしました。
仕事2回目
最初はクライアントもこの人が使えるかどうかを見極めているでしょうから、継続して仕事に入りたいと考えた私としては気合いが入ります。
ただ、比較的誰にでもできる仕事とはいえ慣れていないこともあり、まだスピードが追いつきません。
そこで私は分からないことは積極的に責任者や近くの店員に聞き、最低限ミスがないように気をつけながら真剣に作業をこなしました。
そしてなんとか2回目が無事に終了。

店長から突然のリクルート
仕事を終えて事務所で着替えていた時、ふいに店長が「普段は何の仕事やってるの?」と聞いてきました。
私はフリーランスだと答えると「それで生計立ってる?」と言うので「まあまあですね」と答えます。
すると今度は「ウチに社員として働かない?」と突然のリクルートのオファーが。
なんでもこの店舗は外国人学生のアルバイトが多く、ちょうど日本語が話せる人材を探していたところだったそうです。
私はやんわりとお断りをしましたが、タイミーで入って2日で社員に誘われることもあるんだと少しビックリしたのを覚えています。
社員の話は別にしても、少なくとも私が最低限「使えるヤツ」だと思われたことは素直に嬉しかったですね。
このことで一段とやる気が出た私は、以降も定期的に品出しの仕事に入ることになります。
品出しのバイトで英会話!?

品出しの仕事内容について
ところで、品出しの仕事は品薄になった商品を補充するのが主な仕事です。
お客が多い店舗だと補充する回数も増えますし、週末になるとさらに仕事量も増えます。
スーパーだと品数も多い上に補充する時間帯と商品がだいたい決まっているので、結構忙しく動かないといけません。
ただそれだけでなく接客対応もやる必要があります。
品出しはお店のエプロンを着て店員として作業をやっているため、当然ながらお客からよく声をかけられます。
大半の場合、「目的の商品がどこにあるか」か「売り切れで在庫はないか」という質問で、商品の売り場に案内したりバックヤードに行って在庫を確認したりといった具合です。
英語で接客対応をやることに
私が入った店舗は観光地でしかも繁華街の近くだったので、旅行に来ている外国人のお客が結構来ていました。
大半が中国や韓国などのアジア圏の人で残りが白人の方などでしたが、大抵英語で話しかけてくるのでこちらも英語で対応しなくてはいけません。
そもそも英会話が得意ではない私は、中学生程度の簡単な単語でどうにかやり過ごしていました。
しかし、うまく対応できないのが悔しかった私は本やネットで「店員が使う英語の接客フレーズ」などを調べまくりました。
そして接客で使えるフレーズを見つけてはメモし、実際にお店で実践するといったことをやっていましたね。
たとえば、商品の売り場を探しているお客には、「Follow me please」(私についてきてください)と言って一緒に売り場に案内します。
また、商品の在庫を知りたいお客には、「Just a moment, please. Let me go and check our stock」(少々お待ちください。在庫を確認してきます)と言ってバックヤードに確認しに行きます。
そして、在庫切れだった場合は、「I’m sorry, it’s out of stock」(すいませんが在庫切れです)と言って謝罪するといった感じです。
簡単な英語ですがそれでも外国人のお客は喜んでくれて、笑顔で「Thank you!」と言ってくれます。
それにしても、まさか品出しの単発バイトで英会話が身に付くなんて思ってもなかったです。
店舗責任者から感謝される

責任者からの感謝の言葉
こんな感じで月に3〜4回ペースで2ヶ月も経った頃には、ほぼ全ての仕事を一通り覚えて店舗側からも割と信頼されるようになってきました。
そんなある日のこと。
その日は息をつく暇もないくらい忙しく、私はいつも以上にテキパキと指示に従って黙々と補充や接客をこなしていきます。
そしてようやくお客が少なくなって私がホッと一息ついていた時のことでした。
いつもはバックヤードにいる責任者が珍しく仕事中の私にこう声をかけてきたのです。
「こうやって店が問題なく回っているのはタイミーさんのおかげなんです。いつも助かっていてありがたいです。本当に感謝しています。是非これからもお願いします」
まさか単発スキマバイトの仕事先でこんな風に面と向かって感謝されるとは思ってもいなかった私は、ただただ嬉しくてさっきまでの疲れも吹き飛んでしまいました。
なにかお金ではない特別なボーナスをもらったような感じがしたのを覚えています。
タイミーは使い勝手の良い単発バイトアプリというだけでなく、お金以外の色んな経験や人との繋がりをもらえる出会いの場なんだと思いました。